全国ウサギネットワーク活動内容


 当ネットワークでは、HPを通じてウサギに関する情報の発信をはじめ、随時会報を発行し、情報の共有を行う予定です。また、毎年開催予定の「全国ウサギサミットまたはシンポジウム」では、国内外のウサギ好きが一堂に会し、情報の交換会を行います。 なお、当ネットワークでは、ウサギの売買・譲渡に関する斡旋事業はいたしておりません。

全国ウサギサミット・シンポジウムの開催


全国ウサギネットワーク第2回シンポジウム

 2018年10月12日(金)に秋田県大仙市で全国ウサギネットワーク第2回シンポジウムを開催しました。第31回全国ジャンボうさぎフェスティバルに先んじて開催され、全国から多数の方々に参加していただき盛会となりました。

 シンポジウムでは、秋田大学准教授の西島和俊氏による「医学・生命科学研究に寄与するウサギモデル」及び香川大学農学部助教の川﨑浄教氏による「ウサギの特殊な消化管のしくみについて」、香川大学農学部4年生の為平紗也氏による「アマミノクロウサギの食性調査」の3題の基調講演のあと、元大仙市中仙総合支所の長澤孝秋氏による「日の丸鍋のレシピ」が紹介されました。

 

全国ウサギネットワーク第1回シンポジウム

 2017年10月14日(土)に秋田県大仙市で全国ウサギネットワーク第1回シンポジウムを開催しました。第30回全国ジャンボうさぎフェスティバルの記念協賛事業として開催され、全国から80余名の方々に参加していただき盛会となりました。

 シンポジウムでは、元大仙市中仙総合支所の長澤孝秋氏による「ジャンボうさぎフェスティバル30年の歩み」及び秋田大学バイオサイエンス教育・研究サポートセンターの松田幸久氏による「ドイツの大型ウサギについて」、香川大学農学部の堀晃宏氏による「日本と海外のウサギ肉の違いについて」の3題の基調講演のあと、ジャンボウサギについての討論会も行いました。

会場入口

基調講演1

「ジャンボうさぎフェスティバル30年の歩み」

長澤孝秋氏

 

基調講演2

「ドイツの大型ウサギについて」

松田幸久氏

 

基調講演3

「日本と海外のウサギ肉の違いについて」

堀晃宏氏

 

ジャンボウサギについての討論会

 


その他の活動内容


高橋精一様からの寄稿

2019年4月11日(木)、事務局で秋田県美郷町在住の全国ジャンボウサギフェスティバル優勝者、高橋精一様のお宅を訪問し、ウサギの飼育についての有意義なお話を伺いました。その際、本ネットワークに向けて「秋田改良種」についての寄稿文をいただくことができましたので、ここに記載いたします。

高橋精一様ご夫妻

 秋田改良種(畑屋兎)は、秋田犬・比内鶏と並ぶ秋田県の地名のついた固有の動物です。明治23年に、明治三老農として有名な香川県の奈良専二翁によってもたらされました。奈良翁は稲作指導の目的で来県したのですが、この地方の農家の食膳があまりに貧しいのを見かね、タンパク源として農家有志に飼育させました。

 その後、戦前から戦中にかけて、品種改良に最も熱心に取り組んだ畑屋村から「畑屋兎」として販売され始めました。昭和21年11月、畑屋村農会に秋田県庁の稲葉技師をはじめ、全県の農会関係者・飼育者が集まって審査基準を作成し、基準を満たした個体を「秋田改良種」として農林水産省に登録しました。その後、畑屋村のこの種を守るという強い意志を持って50年以上にわたって飼育され続け、現在に至っています。

 毎年東京で行われる農林水産祭に、第51回から昨年の第57回まで依頼を受けて出展してきました。秋篠宮殿下が農水祭の名誉総裁であり、毎年殿下と中仙でのウサギフェスティバル等、ウサギの話題をお話しさせていただいております。昨年は紀子様より、「これからもがんばってください」とのありがたいお言葉をいただきました。ウサギの飼育での努力が実ったと感無量でした。

 美郷町では、畑屋兎発祥の地として、町内のマンホール蓋にウサギの図版を見ることができます。しかし、現在町内でウサギを飼育している方は3名(他にもいるかもしれませんが)。そのうち2名は80超歳、私も73歳です。近い将来、美郷町からウサギが消える日が来るかもしれません。