ジャンボうさぎ記録審査会の結果について(2020.11.15)


2020年の全国ジャンボうさぎフェスティバルは、新型コロナウイルスの影響により残念ながら中止となりました。その代わりに10月25日(日)、秋田県南部のうさぎ飼育者の方を対象にした「ジャンボうさぎ記録審査会」が、秋田県大仙市役所中仙支所にて開催されました。ここにその結果の一部を掲載いたします。

第1部 M,L級(8kg未満) 性別問わず  

名誉賞 こうひめ号 佐藤龍喜様(仙北市)

優秀賞 金太郎号 戸堀和広様(大仙市)  新山2号 高橋篤美様(大仙市)

優良賞 こはる号 高橋清一様(美郷町)  ころん号 戸澤操様(仙北市)

第2部 ジャンボ級(8kg以上) 性別問わず

名誉賞 福号 戸澤操様(仙北市)

優秀賞 もりひめ号 佐藤龍喜様(仙北市)

優良賞 さくら号 高橋清一様(美郷町)

第3部 セットジャンボ

名誉賞 さくら号 はなちゃん号 こゆき号 高橋清一様(美郷町)

優秀賞 ぴょんこ号 もこもこ号 もふもふ号 戸堀和広様(大仙市)

優良賞 太郎号 ころん号 福号 戸澤操様(仙北市)

 

【注意!】兎出血病が発生しました。(2020.7.22)


 本ネットワーク事務局のある栃木県北部において、兎出血病が確認されたとのことです。2020年5月上旬、とある農場で飼育しているウサギ(品種は不明)が1週間で9羽死亡し、致死率が高いことから農場主が家畜保健衛生所に病性鑑定を依頼したことにより感染が判明しました。その後さらに2羽が死亡しています。本病は2019年に愛知県と茨城県で発生が確認されており、感染拡大が懸念されています。

 

【原因は?】

  カリシウイルス科ラゴウイルス属兎出血病ウイルス(RHDV)が原因です。ウイルスは1型と2型に分類されます。今回分離されたウイルスは2型で、2010年以降世界的に流行し、国内でも分離されています。 

【症状は?】

 元気消失・食欲廃絶・発熱、ときに神経症状・鼻出血などの臨床症状を示したのち、全身臓器の出血により数日のうちに死亡します。また、無症状のまま突然死するケースも多く確認されています。感染力は非常に高く、大量死につながる恐れがあります。

【感染経路は?】

  経口・経鼻及び経粘膜感染が主な経路です。感染動物とその死体・血液・分泌物だけでなく、飼料・飲料・敷料を介したり、ハエなどの昆虫によっても媒介されます。

【対策は?】

  有効な治療法はなく、摘発淘汰が基本です。本ウイルスはアルコール系消毒剤には抵抗性を示しますので、予防消毒には塩素系・ヨウ素系またはアルデヒド製剤などが効果が認められます。

 

  皆様が飼育されているウサギに、上記のような症状が確認されたときは、速やかに獣医さんや家畜保健衛生所にご相談ください。なお、感染情報等がありましたら、情報を共有したいと思いますので、本ネットワーク事務局までメールやFAXにてお知らせ頂ければ幸いです。

ネットワーク会員様からの投稿(2019.6.22)  

会員様より、ご自宅で飼育されているウサギについてのレポートをいただきましたので、ご紹介します。 

食用ウサギの秋田改良種に、たくさんの赤ちゃんが生まれたとのことです。みんな元気に育っていますね。食欲も旺盛で、餌代がかさむのが悩みとのことです。

飼育しているウサギのフンを肥料代わりに花壇に撒いたところ、お花の生育が明らかに良くなったとのことです。ウサギのフンが肥料として優良であることは以前から言われていたことですが、成分を分析することにより、科学的根拠に基づく利用価値にも着目していきたいですね。