全国ウサギネットワーク(JLN)とは


本ネットワークはウサギ(Lagomorph)に興味のある方々で構成される団体です。

Rabbit(アナウサギ)だけでなくHare(ノウサギ)やPika(ナキウサギ)に関する情報を交換し合い、我が国におけるウサギの振興を図ることを目的としています。

 

現在はウサギに興味がある人たちが一堂に会し、情報交換を行えるシンポジウムの開催に向けて、実行委員会を結成中です。

設立までの経緯


 秋田県で毎年開催されているジャンボうさぎフェスティバルの継続と大型のウサギである日本白色種秋田改良種の後世への維持のためのネットワークを作れないかということで、秋田県で2015年10月17日にネットワーク作成の話し合いが行われました。

 ネットワークを作成する際、海外には存在するウサギ(Lagomorph)のネットワークが日本にはないということで、ジャンボウサギだけに絞らず、ウサギに関心を寄せる人々が一堂に会して情報を交換するサミットまたはシンポジウムを開催してはどうかという意見が出ました。
 翌年(2016年)の
1016日に第一回の全国ウサギネットワークの設立総会が秋田県大仙市で開かれ、正式に当ネットワークが発足しました

会則


全国ウサギネットワーク会則(PDFファイル)をご覧下さい。

今後の展望


 ウサギを伴侶動物のためだけの家畜という風に限定せず、産業動物、役用家畜、実験動物、野生動物として位置づけてウサギの価値をアピールしたいと考えています。 日本人の多くがウサギ=rabbit=ペットと認識しているでしょうが、失われつつある遺伝資源もあるということを発信していきたいと思います。

 当ネットワークを通じて情報交換し、農業技術、研究、教育、保護など多方面からウサギを捉えて人類とウサギの関わりを深めたいと考えています。